キノコの胞子はいうなればキノコの卵です。これを培養して発菌させて菌糸を得ることができます。ただ、胞子は元のキノコの子供ですが、コピーではないので遺伝子が違います。いい親の胞子を使っても親のような優秀な菌糸になるわけではありません。 きのこの本体は菌糸の集合体でその一部が子実体となり、子実体に胞子が形成されるものです。 菌糸の生存には他の生物と同じに水が不可欠です。 水分がなくなると成長しなくなり、乾燥してしまえば細胞は死んでしまいます。

培養菌糸にもそれと同じ厚壁胞子を作るんですね~! きのこって有性生殖だけでなく、無性生殖も併せ持つ種がほとんどなので、培養しているとこんな厚壁胞子や分生子を見つけたりすることが出来たり、いろんな発見や驚きがいっぱいです。 寒天面に菌糸が成長したら、今度は滅菌済みのオガクズ培地へ移してさらに培養します。 熟成期間を経てから発生操作をして、きのこの発生になります。 4種類の胞子について、ピートバン、ジフィーセブン、水苔、バーミキュライトに蒔いて胞子培養いたします。なぜなら、胞子培養について何に蒔くのが最適なのか、webで検索しても答えがでなかったから … きのこは 植物でも動物でもなく、カビの仲間の菌類に属しています。ご存知のとおり、きのこは胞子によって増 殖します。しかし一般的なきのこでは、傘のヒダの部分にできた胞子は動物の精子や卵子に相当し、 いわば半人前の状態にあると言えます。 きのこ類の本体は菌糸体であるが、一般的にきのこと 呼ばれるのは、傘と柄からなる子実体であり、植物の種 子に相当するのは胞子である。子実体から離れた胞子が 発芽すると胞子由来の核(n)が1個細胞 … 鏡を用いて分生胞子を確認する。 (3)標徴からの分離法 ガラス製ペトリ皿に濾紙を敷き、乾熱滅菌した後、濾紙が充分湿る程度の滅菌水を注入する。罹病組 織片を、この中に置き、2日から7日程度、恒温培養器で培養する。実体顕微鏡下で罹病組織片をよ 置培養を行ったものを試料とします。原則的には 菌の生活環のどの部分を用いてもプロトプラスト を作ることが出来ます。しかし子実体を用いると, 大型のプロトプラストを作れますが収率は低くな ります。また胞子を用いるときは,酵素による分 キノコの胞子はいうなればキノコの卵です。これを培養して発菌させて菌糸を得ることができます。ただ、胞子は元のキノコの子供ですが、コピーではないので遺伝子が違います。いい親の胞子を使っても親のような優秀な菌糸になるわけではありません。 胞子の発芽に適したグルコース添加量は菌糸を培養する際よりも少ない方がよいことがわかりました。また、胞子は発芽する前に膨らむ(直径が大きくなる)ことや、発芽は接種後3日目にほぼ終了することなども確認しました。 栽培のあらすじ(きのこの形態から紹介) 滅菌済みの寒天培地に、きのこの胞子や組織を移して菌糸を培養します。. 今回の培養条件では、きのこの胞子体形成に多大な日数を要した。特にアイェゲ培地での成長過程で約7 0日もの日を要した。原因として①アイェゲの原料であるケウやナテゥにはきのこの生育を妨げる成分で