子のう菌類ベニコウジカビ(Monascus purpureus WENT.)の培養液を乾燥し、粉砕したものより、微温時弱塩酸酸性エタノールで抽出し、中和して得られたものである。主色素はキサントモナシン類である。黄色を呈する。 着色料: Monascus yellow: 292: ベニコウジ色素 <抽出液の決定> ・試料に対し最も適しているものを選ぶ ・色素の構造が複雑な物(有機酸などが多数結合している様な物)は抽出液の酸性度が高すぎると分解してしまうので、できるだけ弱酸性状態の抽出液を用いるほうが元の状態を保てる。 固相抽出の基礎と選び方 固相抽出はサンプル前処理の基本的な手法の一つです。 本冊子では固相抽出法を効果的に行うための基礎と、 手法の開発/改善のための考え方、固相の選び方について説明します。 目次 第一部 : 固相抽出の基礎 子供たちが大好きな色鮮やかなお菓子。ピンクやブルー等、料理ではなくお菓子ならではの発色だ。しかし、そういった色は着色料、いわゆる食用色素でつけられている。貴方は天然色素と合成色素の違いや作り方をご存知だろうか? 色素抽出液の512nm吸光度を分光光度計(島津製作 所製UV-1700)で測定して色素の抽出効率を評価し 5)、静置抽出法で果皮赤色色素を抽出する場合の溶 媒の有機酸の種類、有機酸濃度、pHが抽出効率に及 ぼす影響を評価した。 植物色素の中でpHにより色が変化することが期待されるもの (方法によって抽出されない場合がある。複数の色素が含まれることがある) 花 マローブルー、パンジー、アサガオ、バラ、コスモス、ダリア、キク 野草 イモカタバミ、ミゾソバ、イヌタデ Ⅳ実験プロトコ ルプロトコール す。色素の分 要ありません Ⅴ考察 メタノ ル精 Ⅵ固相抽出ビギナーズガイド メタノール、 ビギナ ズガイド 具があれば直 Ⅶオーダーインフォメーション があれ オダインフォメション 水を使用して る結果がでた る人も… 抽出液のアスタキサンチン濃度を吸光度法で確認 したところ、脱灰カニ殻の方が高く、抽出されやす くなっていることが確認された。 カニ殻からアスタキサンチンを抽出する場合、カ ニ殻からそのまま抽出するよりも、塩酸で脱灰して