植物を栽培するのに必要な、土壌の酸性度(pH)について、基本的なことをまとめました。土壌が酸性になる理由、酸性度を調整する方法、酸性度の計測方法、オススメのpH測定器など。

土壌の酸性度(ph)は、 「0(酸性)~7(中性)~14(アルカリ性)」 の数値で表されます。 一般的に、作物の生育に適しているのは 弱酸性(ph 6.5) と言われていますが、作物によってはアルカリ性よりの中性を好んだり、逆に酸性を好む場合もあります。. PHを0.75下げるのに硫黄または硫酸塩10㎡あたり0.7kg混入すればいいといわれます。 一般の家庭には、phを図る器具などないので、アルカリ性植物を植える場合には、1㎡あたり、湯呑み茶碗1杯の石灰を撒き、酸性の植物は、1㎡あたり、10リットルの ピートモス 混合すれば、生育が良くなります。

土壌の酸性を表現する方法には、酸度とpHがあります。酸度は、酸性の矯正のための中和石灰量を知ることを目的としています。pHは、土壌の酸性の程度を知ることを目的としています。土のpHは植物の生育と大変深い関係があります。pHが変化すると、植物の生育、土壌中の微生物などの生物の活動や土壌構成物質の形態や性質、養分の有効性が変化します。例えば、あじさいの花は、土壌が酸性であれば青色、アルカリ性であればピンク色のあじさいになります。 ★家庭菜園初心者にも簡単★分かりヅライ表はいらない!野菜作りに最適な土壌pHを各野菜毎に見れる!リン酸を効かすとカルシウムが効く?カルシウム好きな野菜がいるの?ほうれん草の後にジャガイモ栽培NG?それとは別に石灰好き(カルシウム多く吸収する)な作物もいます。 植物が生育する為にはチッソとカリとリンという成分が必要です。ところが、それぞれの成分はこのペーハーによって水に溶けにくくなったり、溶けやすくなったり、吸収されやすかったり、吸収されにくくなったりと実はややこしいのです。 用土とペーハーの一覧自分でも書いてて訳が分からなくなることがあるので、一覧でまとめておかないといけないな、と思いました。参考:ペーハーと植物 下記のリストは、各作物が好む土壌の酸性度です。