箱ひげ図という名前が示すように、箱部分とひげ部分によって構成されています。 そしてこの箱+ひげで表現される図一つ一つが分布を表しています。. 箱ひげ図はボックスプロットと呼ばれている統計的なグラフです。一般的的にはあまり知られていない図ですが、統計学では古くから存在する手法です。ここでは箱ひげ図の読み方について説明しています。 Mann-Whitney U 検定ではP<0.05で「 有意差あり 」と判断できます。 よって今回は「B群はA群よりも有意にMMTが高い」と言うことができます。B群の方の箱ひげ図は第3四分位点と中央値が重なっていて変な形になっていますが、これは特に問題ありません。 まとめ 箱ひげ図の書き方手順 (1)箱ひげ図を書くために必要なのは、「 四分位数 」ですね。 箱ひげ図の書き方を今から順を追って説明しますので難しく考えなくていいです。 先ずデータを小さい順に並べます。 8.2 8.3 8.3 8.5 8.6 9.0 9.2 9.5 箱ひげ図 箱ひげ図の作成 箱ひげ図は、度数の分布の概要をコンパクトに表した図です。真ん中のボックス(箱)と上下に伸びる線(ひげ)で構成されることからこの名前がつきました。 1:メニューバー→グラフ→箱ひげ図をクリックします。 ポインタを箱ひげ図に乗せると、これらの統計量を示すツールチップが表示されます。たとえば、この箱ひげ図の安静時の心拍数の中央値は71です。ほとんどの対象では、安静時の心拍数は64~80ですが、低い時は48、高い時は100になるものもあります。 つまり上記のグラフは、青の分布とオレンジの分布を比較しているグラフになるのです。. 箱ひげ図とは、データのバラつきや外れ値などの各情報を視覚的にみやすくイメージできるようにした図といえます。 以下のようなものです。 基準の点には中央値を使用し、箱の上側には第三四分位数(75パーセンタイル)、箱の下側には第一四分位数(25パーセンタイル)を使用します。