日本語学習者でございます。ある教科書に堀辰雄の作品、『風立ちぬ』の紹介がありました。『ヴァレリの詩「海辺の墓地」中の一句「風立ちぬ、いざ生きめやも」から表題をとった中篇小説』と書いてありますが、それは日本の古文かな?と思 堀辰雄の、「風立ちぬ、いざ生きめやも」という訳で有名な「海辺の墓地」を、Yahoo「フランス詩」トピで翻訳しました。この詩はヴァレリーが第1次世界大戦後に地中海的思想を表明した詩だと思われます。この詩の翻訳にはヨアヒム氏の解読を参考にさせていただきました。 【風立ちぬ】関連記事 【風立ちぬ】の黒川さんのモデルって誰?黒川さんが面白い! 【風立ちぬ】カプローニの設計した劇中の飛行機のまとめと名言 【風立ちぬ】いざ生きめやもの意味と誤訳だと言われている理由. 4月12日に金曜ロードshowで「風立ちぬ」が放送されますが、今回初めて観る人も多いのではないでしょうか。 わたしも初めて観たときは他のファンタジー色が強いジブリ作品に比べて難しく感じ、「風立ちぬ」や「いざ生きめやも」の意味が分かりませんでした。

は彼のように「いざ生きめやも」と訳すると、「やも」が反語(あるいは疑問)ですので、原詩の意味からは誤訳になる、と知りました。では、 堀辰雄の『風立ちぬ』で訳されているポール・ヴァレリーの詩の一節、il faut tenter de vivre. 「いざ生きめやも」など 先日ある会合で宮英子さんにお会いした時に、堀辰雄の小説『風立ちぬ』に出て来るヴァレリーの詩の一節の訳語の「風立ちぬ、いざ生きめやも」について松尾聰氏が論じていることを教えていただいた。